皆さま、こんばんは!
いよかん、です。
「お金が貯まるのは、どっち?」
(アスコム出版 菅井敏之著)
を読みました。
この本の一番最初には、
オスカー・ワイルドの
(劇作家・小説家・詩人)
ありがたい言葉がのっています。
「若い時の自分は、
金こそ人生で
もっとも大切なものだと思っていた。
今、年をとってよく分かったのだが、
まったくその通りだった。」
この本の著者は、
元銀行員で不動産投資で成功して、
48歳のときにリタイア。
そして、
「メガバンクをメインバンクにしている人は、
一生お金を増やせない」と言います。
ポイントになるのは、
お金を貯めること、
お金を銀行からお金を借りやすくしておくこと、
だそうです。
なるほどね~
メガバンクさんは、
普通のサラリーマンや小さな事業者には、
住宅ローンくらいしか貸してくれないけど、
信用金庫さんは地元密着だし、
ちょっとちがうよね。
その信用金庫さんでさえ、
お金を借りるのは、
ハードルが高いですが(笑)
元銀行員の意見として、
どうしたらお金を借りやすいか、
の解説があります。
極端に言うと、
銀行員の指示には、
たとえ不適格なものがあっても、
資料をバラバラと要求されても、
素直に嫌な顔をせずに、
迅速にしたがえ、と。
確かにそうだよね。
銀行員だって、
言いにくいことをいって、
嫌な顔をされるよりも、
いいですよ~と、
にっこり笑って言われた方が、
やりやすい。
だから融資も通りやすくなる!
融資が通ったもの勝ちだし。
でもね~。
なんだかひっかかるの。
お役所にしても、
金融機関にしても、
いろんな審査基準があいまい。
担当者の裁量によるところが大きい。
担当者に気に入られた方がいいから、
そのようにふるまう。
それは理解できるけど、
審査を通してほしいから、
仕事ができなくても、
説明があいまいでも、
権力がある方に従った方が得!
ということだよね。
だから癒着とか、
賄賂が発生するような。
いつまでたっても、
お役所や金融機関の仕事は、
上から目線!
お役所や金融機関の言うことには、
理不尽でも笑って答えろ、
その方が得だという理論は、
そのとおりなんだけど、
世の中それでいいのかな。
いろんなことを、
もう少し透明化した方が、
いいような気がしますよ?
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おかげさまで、30代OLブログ1位をいただきました!
いつもありがとうございます。
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