人生最大のリスク。

先日勉強会へ参加したところ、

女性起業家の方のお話がおもしろかった。

その人は50代。起業して20年近くたつという。

「私ね。もともとは専業主婦だったの。

その前は、銀行に勤めていたんだけどね。

子供が生まれたと同時に辞めたのよ。」と言われた。

へぇ~。専業主婦から起業って、

その当時の方ではとてもめずらしい。

結婚して仕事を辞めるのが当たり前の時代。

結婚して何とか続けていても、

子供ができたら完全に辞めるしかないという時代。

一度辞めて、世間の風当たりが強い中、

再度新しいことを始めるってなかなか大変なことだ。

私がそのようなことを言うと、

その人は言った。

「そうなの。私の時代は女性は結婚して辞めるのが当たり前だった。

今みたいに育休とかちゃんとしてないし、夫婦で共働きとか言うと、

『かわいそうに、奥さんに働かせて』って言われてた。」

なるほど。奥さんがパートに出るのも世間体が悪いといわれた時代。

今では、働いている奥さんの方がうらやましがられるけどね。

「ずっと、働かされてかわいそうって言われてきたけど、

それがね。40代も終わる頃、やっと変わったの。

『奥さん、働いてくれて、いいね。うらやましい。』って。」

時代は変わる。大多数が少数に変わる時代がやってきた。

少数の時代をずっと我慢していたら、時代の方がついてきた。

そういうことなんだと思う。

その人はさらに続けた。

「あのね。私には専業主婦の人の気持ちが分からない。

ずっと旦那の収入だけに頼って、全くリスク管理がなってないでしょう。

旦那がリストラされたら、食べていけないのよ。

旦那がリストラされなくても、旦那に離婚ですって言われたら、

今のような生活は送れないのよ。

すべてのリスクを旦那に背負わせて、平気でいるなんてできない。

旦那を愛しているとかいないとかそういうことではなくて、

一人の人間として、自由がないわ。そんなこと怖くてできない。」

確かに今の時代はそうかも。

どんな大企業だってつぶれる可能性はあるんだから。

大企業にいるから安心っていうわけにはいかない。

それでも専業主婦の割合って多い。

でもそれは、専業主婦が悪いということではなくて、

今は専業主婦をしている人を受け入れる会社が少なすぎるんだと思う。

今だって働きながら家事、育児は大変で、会社を辞めることだってある。

それが悪いとは思わない。

でも、何らかの事情で辞めてしまったら、

その後、社会に戻るときは、別の形でしか戻れない。

同じようには働けない。

まだまだそういう社会なんだと思う。

その人のように、専業主婦でも起業できるまでになれればどんなにいいか、

起業できなくても、楽しく働く場があればどんなにいいか。

心からそう思う。

「あのね。ずっと会社に勤めていたのではなくて、

私みたいに専業主婦から社会にカムバックしてきた人って、

本当に少ないの。それが、ちょっと自慢なの。」

その人は、笑った。

その笑顔はとてもさわやかだった。

そっか。こうやって少しづつ変わっていくのかもしれない。

今は少数でも、いずれ多数になるのかもしれない。

今は難しいことでも、あきらめてはいけない。

未来はきっと、ひとりひとりの想いが変えていくのだから。

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