愛さなければいけない?

金曜日の夜、仕事を終えて美術館へ向かう。

美紀にとっては、それは特別なことではない。

最近は斎藤くんとのデートもあるけど、

行きたい美術展があるときは、ひとりで行く。

それは美紀が美紀でいられる大切な時間。

でも、この半年というもの、

彼のことが頭から離れない。

妻子がいる彼のこと。

今日、美紀は彼の勤める美術館へ行く。

「みたい画があるから美術館へ行く」のであって、

「彼に会いに行く」わけではない。

そう自分に言いきかせてみるものの、

「会いたい」と言われて、

全く感情がゆり動かないわけではない。

「本当は彼に会いに行くのかも・・・」という思いは、

斎藤くんという彼氏の存在で封印されている。

絶対にそんなことがあってはいけない。

美紀は今斎藤くんと付き合っている。

斎藤くんを愛さなければいけない。

愛さなければいけない。

愛さなければいけない・・・?

美紀は自分で考えていて、

ふとこわくなる。

愛って「しなければいけない」ものなんだろうか?

〈iyokanからのお願い☆〉

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