結婚できない私が悪いの?

結婚できない私が悪いの?」

そう思っても、相手がいない以上急に結婚できるわけでもない。

「いまどき、寿退社できなくて悩むなんてばかばかしい。」

そう開き直ってみても、

結婚予定がない早紀には今の会社が

居心地が悪い会社であることには違いない。

その日、課長のところまで行き、

「総合職試験」を受けることを断った。


「君にはいい話だと思ったんだが。

この不景気に君のような何の特技もない社員を

高い給料払って雇ってくれる会社なんてうちくらいのもんだよ。

結婚する予定がないのなら、

君も身の振り方を考えた方がいい。」

課長の言うことは、余計なお世話だと思いながらも、

早紀は深く沈む気持ちを治めることができない。

もともとは早紀も30までには

職場結婚するだろうという軽い気持ちで入社した。

でも、チャンスがないままに年を重ね、

いつの間にか最年長となってしまった。

それでもこの14年間、

早紀なりに一生懸命働いてきたつもりだった。

「私ってこの会社にとってお荷物なの?」

今まで仲間だと思っていた会社の上司、同僚、後輩も

そういう目でみているのだろうか。

何だか誰も信じられない。

にほんブログ村 OL日記ブログ 30代OLへ
にほんブログ村


コメント

タイトルとURLをコピーしました